基本的には、仕上がりと耐用年数に違いが出るため、ふすま紙は剥がしてから壁紙・クロスを貼っていただくことをおすすめ致します。
【襖を剥がして壁紙を貼る方法】
襖の種類によって施工方法が異なります。
主に下記の種類になります。
1.本ふすま(格子のような中ざんが入っているタイプ):襖の表面を手で軽く押さえてみると障子の桟と同じような中子骨が手触りで感じられます。
2.戸ふすま・板ふすま(中がベニヤで重いタイプ):重くしっかりしており、表面をたたくと木の音がします。
3.ダンボールふすま(中がダンボールで軽いタイプ):持ち上げるととても軽く、たたくと鈍い音がします。引手は、一般的に、釘で打ってないことがほとんどです。
4.発泡スチロールふすま(中が発泡スチロールで軽いタイプ):持ち上げるととても軽く、たたくと鈍い音がします。引手は、一般的に、釘で打ってないことがほとんどです。
1と2は、生のりまたは両面テープで壁紙を貼ることが可能です。
3と4は、生のりでは貼れませんので、両面テープで貼って下さい。
■施工方法
1)可能であれば、襖の取手を外します。
2)襖の上に壁紙を重ねて、枠も含めた襖のサイズにカットします。
3)下地を調整します。
襖紙は上から重ねばりできますが古い襖紙の端等が浮いて剥がれているようならば剥ぎ取るか少しのめくれならばのりで貼って下さい。
4)壁紙を枠に合わせて重ねます。中央から上下左右に空気を追い出す様に、軽くなでながら貼ります。
5)襖の枠にヘラなどをあてて、カッターで余分な壁紙をカットします。
6)取手の位置をカッターで切りボンドで取り付けます。
【襖を剥がさずに壁紙を貼る方法】
現状の襖紙を剥がさずに生のり付き壁紙を襖に貼る場合、糊の接着が不十分となり、剥がれる可能性がございます。
代案として、のり無し壁紙をご使用いただき、重ね貼りに対応する糊アサヒペン カベ紙用のりスーパー(強力タイプ)等で貼る方法もございます。
あくまでもDIYの観点としてのご案内となりますので、予めご了承ください。
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