適切な下地処理をすることで、砂壁・繊維壁に壁紙クロスを貼る事が可能です。
※「砂壁」と「繊維壁(綿壁)」では下地処理の方法が異なります。
【砂壁の場合】
手で触ってポロポロと落ちるものを予め払い落し、補強のために、シーラー液を原液の状態で塗布します。
十分に乾燥させた後、下地を平滑にする為にパテ処理を行い、壁紙を施工して下さい。
おすすめのシーラー:ヤヨイ シーアップ
パテ処理をせずに壁紙を貼ると、壁紙を貼った後に下地の凹凸が表面に現れる可能性がございます。
気にならない程度の凹凸であれば、パテ処理なしで壁紙を貼っても問題ありません。
パテ処理の方法については、下記の動画を参考にしてください。
壁紙・クロスのDIY ボード下地へのパテの塗り方(壁の下地調整)<動画>
※砂壁への施工ではありませんが、手順の参考としてご覧ください
【繊維壁の場合】
壁紙を貼る下地としては、石膏ボードを貼るのが最適ですが、ベニヤ板を貼って下地を作る方法でも問題ございません。
ベニヤ板の場合は、アク止めのために必ずシーラーを塗布し、乾燥させてから、継ぎ目を平滑にするパテ処理をを行い、壁紙を貼ってください。
石膏ボードの場合は、シーラーは不要で、継ぎ目を平滑にするパテ処理をを行い、壁紙を貼ってください。
おすすめのシーラー:シーラー100+
おすすめのパテ材:フォームパテW
(参考動画)
合板の場合の下地処理方法
※動画はプリント合板の内容ですが、ベニヤ板の場合も同様の手順となります。
石膏ボードの場合の下地処理方法
※動画内にはパテ材を練る工程が紹介されていますが、上記でご案内したパテ材は練り済みのため、そのままご使用いただけます。
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