Q. 壁紙の施工方法【ジョイントカット】について教えて下さい。

A

厚手の壁紙・クロスのほうがジョイントは目立ちにくくなりますが、壁紙によって異なりますので、厚みなどはサンプルでご確認下さい。

【下地を切らずにジョイント部を切る方法】
クロスジョイントカットの下地保護テープ 下敷きテープをご使用いただき、下地に傷が入らないようにすることをおすすめ致します。
下敷きテープは、下地保護だけでなく、糊の乾燥や転移も防ぐことができます。
下敷きテープにも数種類ございますが、弊社で販売中のテープの使用方法をご案内致します。
【壁の右端から壁紙を貼っていく場合におすすめの手順】

  1. 最初の1列の壁紙を貼る(左端は圧着しない)。
  2. 壁紙の左端を少しめくり、下敷きテープを貼る。
  3. 2列の壁紙を、1列目の壁紙に少し重ねて貼り、ジョイントカットする。
  4. 不要な部分(ミミ)と、下敷きテープを除いて圧着する。
    ※下敷きテープを併用してカットした場合でも、カットの際に力を入れすぎると、下敷きテープもカットされてしまい、下地に切れ目が入ってしまう恐れもございますのでご注意ください。

【施工に数日を要する場合】
通常のジョイントカットは難しくなります。
1日目に貼る壁紙の最後は、耳をカットしてしっかりとローラーで圧着し、翌日以降に貼る壁紙の最初は耳をあらかじめカットして、柄を合わせて突きつけて貼るという方法でご検討いただければと存じます。
耳を先にカットする方法としては、耳(柄の印刷がない部分)のラインに合わせて、ハサミやカッターで耳をまっすぐ切り落としてからご施工ください。
ただし、日を分けての柄合わせは難易度の高い方法となるため、可能であれば、ジョイント部分が目立たない場所(部屋の角部など)まで貼り終えていただくことをお勧めいたします。
また、施工時の環境にもよりますが、続きの施工が翌日であれば、前日に貼った部分の糊が完全には乾いていない状態と思われますので、通常のジョイントカットで施工できる可能性もございます。

【上手なカット方法】
カッターについては、壁紙を1m施工する度に刃を折っていただくなど、切れ味を維持することが必要です。
カッターの刃をできる限り寝かせて切り進めることで、破れや引っ掛かりを防いでカットできます。
カッターやカッター刃は、壁紙貼りセット内のカッターと、こちらのカッター専用替え刃カッター替刃 (9mm)をおすすめ致します。
【関連ページ】
壁紙を貼る道具の使い方※「カッターの上手な使い方」
プロが貼る柄物壁紙(カッター使い分け+ジョイントカット)

【ストライプ柄】
壁紙を重ねて貼る際に、可能な限りしっかりと柄を合わせて貼ることで、垂直にカットできなくてもカット部分が目立たたなくなります。
【関連ページ】
壁紙の柄合わせの方法
壁紙のジョイントカット方法
柄入り生のり付き壁紙の貼り方(継ぎ目の柄合わせ編)

【壁紙柄物の2枚目以降の施工について】
生のり付き壁紙の貼り方 柄物壁紙編手順 STEP7「2枚目以降を貼っていこう」で「壁紙の右端が1枚目の壁紙の上に3cm重なるように貼り付けます。」とご案内している箇所の施工方法は、ミミも含めて、壁紙の端から約3cm重ねてください。
約3cm重ねて貼ることで、カットした際、重ねた壁紙両方のミミが切り落とされ、柄が繋がります。

【保護テープ・セーフティテープ】
壁紙を保護テープやセーフティテープなどを付けた状態で出荷する事は出来かねます。
クロスジョイントカットの下地保護テープなどを別途ご用意下さい。

#商品選び方
#施工方法

質問ID:1787

更新日:2020年10月19日 13:16

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