tatara塗料を塗る前に着色する場合におすすめの下塗り着色剤はありますか?
tataraの塗布前の着色には、油性オイルステイン(特殊品を除く)もご使用いただけますが、「水性顔良系着色剤」(和信ポアーステインなど)をおすすめ致します。
※和信ポアーステインは弊社で取り扱いがございません。
【油性オイルステイン】
オイル+顔料粒子の混合液になり、顔料粒子を油で固めるようなイメージです。
この場合、オイルの粘性物質が木目に入り込んで、撥水セラミックの浸透を妨げることになります。
油性オイルステイン」はオイル効果でしっとり感・重厚感がございますので、敢えてその質感を期待される場合、最初にオイルステインを木材に薄く塗布・馴染ませて、小一時間以内にその上から撥水セラミックを塗布します。(撥水セラミックは木材内部に浸透させるのがポイントです。)
それにより、木材表面で両者が溶け合い、一緒に木材に沈み込んでくれます。
【水性顔良系着色剤】
水+顔料粒子の混合液で塗布・染色した後、水は揮発して顔料だけが木材表面に残ります。
そのため、撥水セラミックが木材内部に浸透しやすく、性能が発揮しやすくなります。
tataraを塗布した際、着色成分が少し浮き出てきた場合は、tataraが乾燥する前に拭き取ってください。
※WATCO(ワトコ)木材専用オイルフィニッシュなどのオイル仕上げ材やワックスを着色料として先に塗装すると、tataraが浸透する隙間がなくなってしまうため、tataraの性能を十分に発揮することが出来ませんのでご注意ください。
#浸透性木材仕上げ材tatara[タタラ]
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補足
No.36076
- 質問ID:
- F0001940
- 更新日:
- 2020年11月09日 13:34
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