Q. 木目調の凹凸がある化粧合板を白くしたい場合、ペンキ、漆喰、壁紙だとどれが最適でしょうか?

A

塗装、漆喰、カベ紙いずれにせよきれいな仕上がりにしていただくためには下地処理が必要となります。
今回は塗装、カベ紙の点で下地処理を含めおすすめの施工方法をご提案させていただきますので
ご検討いただきますようお願い致します。

【塗装の場合】
下地が化粧合板とのことですので、塗料の密着性を上げるため目荒らしをしていただく必要があります。

目荒らしの方法としましては、サンドペーパー(紙やすり)で表面をしっかり荒らしていただきます
 ※きれいな仕上がりを希望される場合は目の粗いペーパー(80100番)の後、細かいペーパー(240400番)を使用していただき
  表面を滑らかにしてください

しっかりと表面処理が完了したのち、シーラーを塗ります。
シーラーを塗っていただくことで塗料の密着性が上がるだけでなく、
吸い込みも防止されますので、上塗り塗料の使用量がシーラー処理をしない時より少なくすみます

シーラー処理完了後、水性塗料にて仕上げ白に塗装してください。
 ※屋内とのこともあり、水性塗料を使用してください。
  シックハウス対応された屋内用塗料(アサヒペン NEW水性インテリアカラーなど)をお勧めします

【壁紙の場合】
合板のつなぎ目の溝(凹凸)をパテ埋めしていただく必要がございます。
溝を埋めずカベ紙を貼った場合、溝部分が浮きの原因となり表面がでこぼこした仕上がりとなってしまいます。

ご希望の色味が白とのことですので、でこぼこが生じてしまいますと
光の加減でかなり目立つことが予想されます。

多少のでこぼこは気になさらないというのであれば、厚めのカベ紙を使用していただくと
少しではございますが浮きは軽減されると思います。

下地処理のひと手間がかかってしまいますが、仕上がりが劇的に違ってまいります。

質問ID:458

更新日:2019年6月15日 9:23

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