レジンウッドの直貼り工法では、水勾配のある場所に水平面の仕上がりとするデッキはできませんが、下記の方法が束を使わずに水平かつ最も低い高さの仕上がり面となる施工方法となります。
THILFE用アルミレール根太を使用し、水が流れていく方向へ450㎜以内の間隔で根太として配置します。この時、根太は横倒し(幅50mm,高さ30㎜となる方向)にします。
その根太の下に耐水性のある硬質ゴムなどを挟み込み、根太が水平となるようにしてください。硬質ゴム同士の間隔は約700㎜以内であれば、根太が浮いていても問題ありません。
この状態でRESIN WOODの床材を施工すると、最小高さ約55㎜のデッキができます。
デッキを固定するためのクリップは、以下を使用します。
固定クリップ(※ビス別売)
直置きアルミ根太用スタートクリップ
※下地が長尺シートなどの塩ビ系床材である場合、硬質ゴムの種類によっては、長期間の接触により下地に色移りするゴム汚染という現象が発生する場合があります。下地が塩ビ系床材の場合は、ゴム汚染対策済みのゴム、または、他の硬質プラスチックなどを使用して、高さの調整を行ってください。
#施工方法