ある程度の見た目の劣化が進んでいる場合、耐久性を高めるためのtataraの上塗りは不要かと存じます。
既にキシラデコールが塗られている箇所で塗膜が残っている部分にはtataraが浸透せず、キシラデコールの塗装のはがれた部分や割れ目の部分でのみtataraが浸透し、固まるため、次にキシラデコールが剥がれた部分が未塗装状態となるため、木材のtataraによる保護は不均一な状態になることをご了承ください。
もっとも、耐久性の面で効果を発揮させようとすると、下塗りにtatara撥水セラミックHDを1回塗装することでより固まり、2回ほどtatara撥水セラミックマルチを塗装することで、最も水分の浸透しにくい出来るだけ強固な組み合わせとなります。
しかしながら、屋外での使用を考えた場合、キシラデコールだけ、tataraだけの2つを比較したとき、耐久性のあるものはおそらくキシラデコールであると考えられます。
tataraの特性として表面層を作らないため、木材の表面層は雨ざらしの状態となるためです。
また、tataraを下塗りした木材にキシラデコールを上塗りするという考え方も出来ますが、tataraを塗装すると撥水性を持ちます。
キシラデコールは油性であるため撥水性とは直接関係ございませんが、キシラデコールが剥がれにくいように、木材の隙間に少し浸透していた、そのすき間がtataraによって埋められてしまうため、キシラデコールの層自体がはがれやすくなるということも考えられます。
結論として、すでにキシラデコールを塗装されている場所に対して、耐久性を最も長く持続する方法としては、これまでと同じように継続し、キシラデコールによる定期的なメンテナンスをおすすめ致します。
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