アイロン張りタイプ、再湿糊タイプのふすま紙は、いずれもベニヤ板面に貼り付け可能です。
また、古い襖紙の上から新しいふすま紙を貼る場合は、古い襖紙の表面に汚れがないかを確認し、汚れがある場合には取り除いた上で施工することで、仕上がり後の浮きや剥がれを防ぐことができます。
古いふすま紙を剥がしたあとのベニヤ板面が毛羽だっていたり、既存の糊が残ったままの状態の場合、貼り付け時の密着不良を起こしてしまいますので、下記手順にて下地処理を施してから貼り付けをしてください。
◆表面が毛羽だっている場合:サンドペーパーをかけて、ベニヤ板の表面の毛羽立ちをヤスリなどで取り除いてから、表面をきれいにならしてください
◆前の糊(古い糊)が残っている場合:しっかりとノリを拭き取ってください
また、ベニヤ板自体が老朽化してアクが生じている場合、再湿糊タイプを貼ると、アクを吸い込み、表面にシミとなって浮き出てきてしまう可能性がございます。
ベニヤ板の老朽化が激しい場合、再湿糊タイプをご使用いただくことはおすすめ出来かねます。
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