床暖房の部屋全体にカーペット敷き詰める場合は、カーペット自体への影響よりも、熱がこもることによる床暖房設備への影響が懸念されます。
床暖房設備の種類によっては、熱がうまく放出されず、床暖房自体の故障につながる場合もあります。
どの商品もカーペット本体の耐熱性には支障ありませんが、ご使用の際は床暖房設備のメーカーにお問合せいただくか、取扱説明書をご確認ください。
床暖房の故障や不具合について、弊社及びカーペットのメーカーは問い合せや保証等の対応ができません事をご了承ください。
また、床暖房の上へのカーペットや床材の施工については、床暖房設備の種類や構造、施工場所の状況等により留意点が多岐にわたるため、弊社からの詳しいご案内はできかねます。
そのため、DIYの観点として下記のご案内をさせていただきます。
【床暖房のフローリング等の上にカーペットを敷く場合】
接着剤は使用せず、床の上に置くだけの方法をお勧めしております。
部屋全体に敷き詰める場合、テーブルやソファなどの家具が乗ることで、カーペットがずれることはほとんどなくなるため、良く歩行する箇所や浮きが気になる部分をテープ等で固定してください。
>カーペットを床に固定する方法
床暖房の熱のこもりを緩和することを優先するのであれば、織カーペット(ウィルトン)の方が、タフテッドカーペット比べて通気性が良くおすすめです。
ウィルトン:繊維を織って作られたラグやカーペット
タフテッド:裏面にジュートや不織布などの裏材を接着加工したラグやカーペット
■ラグカーペット ウィルトン
■オーダーカーペット ウィルトン
(参考)
FAQ:「織カーペット」「タフテッドカーペット」について教えてください。
裏面にジュート(麻)を使用している商品は、床暖房を使用すると独特の臭いが感じられる場合があります。
シンコールのカーペットは全商品、床暖房対応とは表記をしておりません。
床暖房上で使用はできるかと存じますが、カーペットの裏のジュートとカーペット本体をラテックス糊で貼り付けておりますので、温めすぎるとまれに糊が溶けてしまったり、臭いが発生することがございます。
#商品選び方