人工芝には「芝目」というものがございます。
芝目とは、葉の向きのことで、この芝目は人工芝を施工する時に、とても重要なポイントです。
人工芝を並べる時、芝目を同じ方向にして葉の流れを揃えることで、仕上がりの見た目が自然になります。
また、芝目には「順目」と「逆目」があり、比較的、逆目からの見た目の方が、よりリアルでキレイな色合いを楽しめます。
芝の生えている向きに準じて見る方向を順目方向、
芝の生えている向きに反してみる方向を逆目方向と言います。
順目方向から見ると光に反射して明るく見え、比較的人工っぽさが分かりやすくなります。
逆目方向から見ると色合いが濃く、比較的、リアルに見えます。
感じ方には好みや個人差がございます。
パイルの生えグセはデッキプラシ等で馴染ませることができ、使用に伴い、あまり差が目立たなくなってきます。
最初に仮敷きするロールを確認いただいて向きを決め、2本目以降を同じ方向でロールを敷き始めると、芝目が同じ向きになります。
また、「芝目を揃える方が見た目が整う」というのは、あくまでひとつのご提案となります。
敷く場所には様々な条件(形状)がございますので、できるだけ芝目を揃えて(敷く向きを同じにして)、継ぎ目が少なくなるように割り付けて頂くのがおすすめです。
仮に向きが異なる場合や、横向きの場合もデッキブラシで馴染ませれば、芝目はさほど目立たなくなり、施工後、使用にともないだんだん馴染んできます。
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