木部塗料 ニス(ワニス)での施工をご検討されている場合、ニス:素材の表面に透明の膜を張るイメージです。
つや消しタイプをご使用いただいた場合も、膜を張って下地を汚れから守る特性がございますので、何も塗っていない状態と比べると、手触りや若干の光沢などは発生します。
また、テーブルの使用頻度によっても異なりますが、水性ウレタンニスよりも油性ウレタンニスの方が、強靭な塗膜を整形できますので、施工時の臭いなどに問題がない場合、以下の塗装をおすすめ致します。
- 油性オイルステインで着色(着色しない場合はサンドペーパーで表面を軽く削るのみ)
- 油性ウレタンニスを3回塗り(塗装の間でペーパーかけてください)
木の素材そのものの、温もりを重視されたい場合は、木部用オイルとワックス WATCO(ワトコ)木材専用オイルフィニッシュ
やVINTAGE WAX ビンテージワックスで仕上げる方法も人気です。
※手触りは抜群に良くなりますが、表面保護能力はニスの方が高くなります。
以下のバランスを考えて、使用する塗料をご選択いただくと、納得のいく作品が仕上がるかと存じます。
・どのくらいの頻度で使用するのか(耐久性・撥水性はどのくらい必要か)
・見た目、色、手ざわりを重視するか機能(アフターメンテ含む)を重視するか
・予算、塗装環境
また、オイルやワックス塗りの机などは、定期的に塗り直して、メンテナンスが可能です。
車のワックス等と同じイメージで、濡れたコップを置きっぱなしにすると跡が残りやすくなります。
ニスは、撥水しますが、熱に弱いため、熱い湯呑などを直置きすると白い跡が付き、塗り直し=全面を剥がして再塗装になりますので、ニスはアフターメンテナンスには優れておりません。
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