プロテック 粘着剤付き塩ビ床タイル EZ床タイル 457×457×1.5mmも含め、一般的な塩ビ製の床材(以下フロアタイル)においては、素材が塩化ビニール製のため、陶器製のタイル等とは違い、温度により若干の伸び縮みが発生します。
この寸法変化(伸び縮み)につきましては、公的機関での品質検査テスト合格製品(寸法変化)の為、基準値以内です。
■伸縮の目安
本製品はJIS A1454:2016準拠検査の熱等による環境変化(高温時の長時間環境)による長さ、縦及び幅の変化率は、
国内検証機関の検査にて縦0.2%横0%の結果を確認しています。
※製品1辺457mmの長さにて0.0mm~0.914mm(約)となります。
JIS A 5705:2016 ビニル系床材基準値(熱による伸縮率基準値)の、伸縮率の最も厳しい塩ビ素材製クッションフロアks形式の伸縮率基準は0.5%以下の変化率にて合格基準となりますので、製品自体の伸び等の変化率は基準値をクリアしています製品となります。
※この場合の合格基準値は製品1辺457mmの長さにて2.285mm以下となります。
設置場所が施工後、施工時より温度差が大きくなった場合、この基準値(※457mmの長さにて0.0mm~0.914mm約)
程度にて伸びや縮みが発生する可能性がございます。
■誤差の少ない施工の方法の例
1.フロアタイルを施工する24時間前程度からフロアタイルを室内に入れて室温となじませる
※フロアタイルは温度変化で伸び縮みしますので急激な温度変化を避けるために室温になじませる必要があります。
2.施工後1週間程度は直射日光や冷暖房による急激な温度変化を与えない。
※フロアタイルに温度変化を与えると、接着面がまだなじんでいない為、伸びや縮みなどの原因となります。
一例として、フロアタイルが冷たい状態ですき間無く貼ると、室温が高温時にフロアタイルが伸びてタイルとタイルの境目が盛り上がる事があります。
また、フロアタイルが高温時にすき間無く貼ると室温が低温時に縮みすき間が出来ます。
これは塩ビ製フロアタイル一般で起こる現象です。
施工時は温度変化の少ない状態で行うと伸び縮みが目立たなく仕上がります。
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