階段滑り止めで屋外で使用できる商品はありますか?

屋外向けの階段すべり止め(ノンスリップ)として、以下の商品がおすすめです。
階段滑り止め Pタイル・長尺シート用 屋外対応商品一覧

中でも、外部階段用におすすめなのは、以下のタイヤがないステンレス製のノンスリップとなります。
タイヤレスノンスリップ 階段すべり止め ステンレス 【Pタイル・長尺シート用】 D266
高価格になりますが、材質表面がざら目状の為、水分が付着した場合もしっかりすべり止め効果を発揮するため、完全屋外向き商品となっております。

タイヤレスノンスリップ 階段すべり止め ステンレス 【Pタイル・長尺シート用】 D261
上記は、一般に外部で使用されているタイヤレスノンスリップとなりますが、どちらかというと、半外部向きとなっております。

【その他、金具がアルマイト処理されたアルミ製の階段滑り止め等】

基本的には室内でのご使用を想定した商品となっております。
屋外でご使用頂いても問題ございませんが、雨が入る場所や直射日光が当たる場合は、材質がPVC樹脂のため、タイヤ(ゴム部分)や金具の劣化が早くなり、全体が硬化し、ひび割れや破損などが起こりやすくなります。
ゴム部が硬化すると、雨など水分が付着すれば、逆に滑りやすくなりノンスリップの機能を果たさなくなる他、階段での転倒も予測され、大変危険です。
外部でも、屋根が有る半外部であれば問題はございませんが、屋内で使用されるより劣化は早まります。

【磁器タイル】

基本的に磁器タイルへのノンスリップ金物の施工は、弊社ではおすすめしておりません。
理由は、下穴処理含め取付けネジを打ち込む際に相当繊細な施工技術がない場合、高い確率で磁器タイルにクラックが入り割れてしまう為です。
また、磁器タイルが割れてしまうと、修繕工事に相当の費用も、別途、発生してしまいます。

どうしてもノンスリップ金物でないといけない物件は、磁器タイルの目地位置にネジ穴位置を設定し、目地に取付けネジを打ち込む方法が御座いますが、こちらも施工性が悪く相当の施工時間を要します。
金物は、穴なし仕様でご購入頂き、現地で空けて頂く加工となります。

ボンド(変性シリコーン接着剤)との併用が基本となります。
メーカー、弊社としては磁器タイルにノンスリップ金物を設置される事は推奨できず、設置される場合は全てお客様の自己責任のもとお願いをしております。

粘着式のすべり止めテープが販売されており、こちらのご使用も一つの方法となりますが、弊社では安全面よりご使用をおすすめしておりません。
せっかくの磁器タイルの景観が崩れるとの理由で敬遠されるお客様もいらっしゃいます。


#商品選び
#外階段

補足

No.32652

質問ID:
F0001431
更新日:
2020年08月31日 11:24
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